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2019.12.31

  • aketty-ryo2765
  • 2019年12月31日
  • 読了時間: 4分

母のインスタグラムより

2019.3.31 U17&senior開幕戦🏁

スタートの練習をした様子がなく上手くスタート出来るかどうかが心配でたまらなかった。

タイヤも新品じゃなかったし練習もそんなに出来てなかったし心配しかなかった。

レースが始まるとスタートはまずまず。

1位との差が開くのではないかとビデオのレンズ越しに見ていて周回を重ねるごとにカメラに2台が収まり始めた。

F3が10周でチェッカーを受けると9周でFJはチェッカーを受けることになる。

1位との差0.4秒でチェッカーを受けた。

あと1周あれば抜くことができたかもしれない苦い開幕戦となった。

ただファステストを出す事は出来た。

レース前の凌央の緊張は尋常じゃなかった。

顔からは笑みが消えた。

もっとリラックスさせる事が出来れば…私の課題が見えた。

練習がもっと出来ていればここまでの緊張はなかったはず。カートでも走り込めばそこそこはいける。予算的に余裕はなかった。

課題がいっぱいあったけど凌央のセンスとやる気に賭けるしかなかった。

第2戦につづく


2019.6.8 U17&senior第2戦🏁

友人たちにスターティンググリッドに行ってもらい、私たちは観客席でスタートするのを待っていた。

スタートがどうなったのかはわからなかったが1位との差が結構あった。

友人たちと合流し、いいとこ見せられないねと話していた矢先1位との差が詰まって来ていた。

残り3周くらいには抜きそうなくらい接近していた。

父ちゃんが私の首にチケットを掛け表彰台に走れと言った。

私は必死で走った。

トンネルを抜ける前に凌央が抜いた所を確認しようと足を緩めた時、スニーカーの紐がほどけていた。

紐を結び直しコースを見ると1位の選手が過ぎ去った。

凌央は?と走り出そうとした時携帯が鳴り、父ちゃんからだった。

凌央がコースアウトしたみたいなと告げられ愕然とした。

私は1人でピットへ歩いて行き2階で凌央が戻ってくるのを待った。

涙が止まらなかった。

しばらくして積車に乗った凌央とマシンが戻って来た。

いち早くメカニックの須田さんが凌央の元へ行き号泣する凌央の肩を落ち着くまで抱いてくれていた。

落ち着いてから野田さんに状況を説明している時も込み上げてくるのか泣いていた。

この日の事はあまり触れられたくなさそうだったので聞かなかったが最近全戦終了し第2戦の話をした時凌央がレースでも負けたけど自分にも負けた最悪のレースだったと言った。

のちにこのレースがあったからこそとわかることになる。

第3戦につづく


2019.7.27 U17&senior第3戦🏁

第2戦が悔しくて悔しくて頑張っているのに結果に繋がらない。とにかく練習しないと1位にはなれない。

この夏は1人で汽車で行かし出来る限り練習をした。

この練習でタイムをかなり縮める事ができ野田さんにも地方選でチャンピオン獲れますよと言われた。

私たちがいない練習の時エンジンの調子が悪くなり載せ替えるかどうかドライバーとしての決断を凌央に迫られ載せ替える事にしたと言う。

後で知ったのだが練習用のエンジンでマックス180キロだった事、1位の選手は190キロ出ていたらしい。

メカニックの方達が徹夜でエンジンを載せ替えてくれ万全の状態でレース当日を迎える事ができた。

そしてこの時初めてニュータイヤを履かせてもらった。

スタートも緑に変わった瞬間今までで1番最高のスタートを切った。

全てが凌央のペースになっていた。

そして見事優勝。

チェッカーを受ける時のパフォーマンスも良かった。

カメラマンが撮り損ねたと言って凌央としばらく話をしていた。

シャンパンファイトをして優勝したのだが第2戦の時の方が感情が動いたなと思った。

周りを見るとメカニックの方々、関係者の皆様みんなが凌央を祝福してくれみんな嬉しそうだった。

私たちは勝つ事に慣れてないんだと思った。

このレースに費やし最終戦がどうなるかわからない状態で最終戦レースウィークを迎えることになる。

最終戦につづく


2019.11.9 U17&senior最終戦🏁

第3戦で資金をほぼ使い最終戦どうするかで野田さんから電話があった。

いい形で最終戦終わらせてあげたいと資金の提案をして頂き家族会議をした。

メカニックはニュータイヤを入れたいと言っていたがusedタイヤで、練習も走行枠が全然なく30分1本だけという状況で挑む事となった。

レース当日の朝、かなり寒く路面に霜も降りていた。

野田さんから去年いきなりクラッシュがあったから気をつけるように指示があった。

予選でF3より速いタイムが出て3位というありえないポジション。

スターティンググリッドではレースクイーンが付くという全てが初めてのことで驚きと戸惑いの中レースはスタートした。

凌央はスタート失敗したと言うが私たちにはわからなかった。

台数が少ないこともありタイムを更新することが課題となった。

見ていて安心して見る事ができた。

やはりこの一年の集大成キレイな走りができたと思う。

2位との差もかなり開いて自己ベストを更新しフィニッシュ。

パフォーマンスもカッコよかった。

この4戦振り返ると一戦一戦着実に成長し表彰台に立つ凌央はとてもいい顔をしていた。

来季まだ17歳、この舞台でまた走れるよう応援よろしくお願いします。


 
 
 

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